みなさん、こんにちは！
Effort Bodyトレーナーのなつみです。
みなさん、最近自分が「日本人だなぁ」と感じる瞬間はありましたか？
私はお味噌汁など「魚のおダシ」を飲んでホッと一息つくとき、「あー私はやっぱり日本人だー、生まれてきてよかったー（大げさ）」と感じる瞬間があります。特に、二日酔いの時は「生き返った」とも思います（笑）
温かいものを飲むと、ホッとしますよね。
冬は特に温かいものが欲しくなる季節。
そんな時に、「豚汁」を作る方も多いのではないでしょうか？
根菜を中心にお野菜たっぷり、豚肉でたんぱく質も摂れちゃう、そんな具沢山の豚汁は、まさに栄養の宝庫なんです。
今日は「豚汁」の主な栄養とその効果についてお話しします。
豚汁に使われる具材の栄養素
豚汁の一軍食材。
料理のネーミングからも、まずは「豚肉」ですよね。
豚肉には、ビタミンB群がたっぷり含まれています。
その中でもビタミンB1に関しては100gあたりの含有量があらゆる食品の中でトップクラス！
鶏肉や牛肉などの他の肉類と比べても、5〜10倍のビタミンB1を含んでいるといわれます。
ビタミンＢ1は糖質をエネルギーに変えるのを助ける栄養素で、疲労回復効果が期待できます。 また、 ビタミンＢ1は加熱しても壊れにくく、体内で吸収されやすい特徴があるため、ことこと煮込む豚汁にぴったりです。
お次に、彩り豊かな「人参」
人参にはたくさんのカロテンが含まれています。
β-タカロテンは、抗がん作用や免疫力をアップさせる働きがあります。
その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、さらに有害な活性酸素から身体を守る抗酸化作用があります🥕
以前にも当ブログでその素晴らしい効能をご紹介した「大根」
大根には、がん予防・動脈硬化予防・血栓予防・抗菌作用があります。
また、たんぱく質や炭水化物を分解してくれる消化酵素がたっぷりと含まれており、消化不良の解消などが期待できます。
和洋中を問わず料理に大活躍の「タマネギ」
玉ねぎには血液サラサラ効果が期待され、血栓予防にもつながるため、動脈硬化や脳梗塞、高血圧にもよいとされています。
また、玉ねぎに含まれる硫化アリルは、ビタミンB１の吸収を高める働きも。新陳代謝がアップし、疲労回復効果も期待できます。
うまみたっぷりの「ごぼう」
整腸効果がある食物繊維が豊富に含まれており、野菜のなかでもトップクラスの含有量！
ごぼうに含まれる水溶性食物繊維には、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを低下させる働きがあります。
また、ごぼうには、カリウムもたっぷり。
カリウムは、細胞の機能を保つために必要な栄養素となります。特に高血圧予防のために必要とされている成分で、血圧に関与するナトリウム（塩分）を体外に排出する役割を持っています。
最後に、食材のまとめ役、「味噌」
味噌にはとっても豊富な栄養素がたくさん！その効果・効能から医者いらずとも言い伝えられています。
味噌は発酵によって、大豆にはないアミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的にとっても優秀な調味料です。
味噌に含まれるたんぱく質は、分解されアミノ酸になり、その中には生命維持に不可欠な必須アミノ酸9種類がすべて含まれているんです。
その他ビタミン、ミネラル、食物繊維、炭水化物など多くの栄養素を含んでいます。
まさに日本が生んだスーパーフード、それが「味噌」です。
とりあえず、豚汁ってすごい
たくさんの栄養が凝縮された豚汁について、今日はご紹介しました。
お鍋ひとつで、簡単にたくさん作ることができる豚汁。作りおきして、数日間こまめに食べるものいいかもしれませんね。
豚汁の注意点としては、「塩分」です。
味噌はとても栄養が高いですが、塩分も高いため、摂取量には気をつけましょう。
おダシをしっかり効かせてあげると、減塩を意識した場合であっても豚汁の風味をしっかりと感じることができるため、おすすめです。
豚汁で身体をあたためつつ、しっかりと栄養補給していきましょう♪
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