日本には四季があり、季節に応じて旬の食べ物を味わうことができますよね。
そもそも「旬の野菜」とは、「最も生育条件がそろった環境で育てられ、最も成熟している時期の野菜」のことです。
旬の野菜を食べることのメリットはたくさんあります。
今日はそのメリットと、これからの季節の旬の野菜についてお話しします✨
旬に収穫した野菜は、味はさることながら、栄養分も最も高い状態にあります。
栄養価の面でいうと、夏に旬を迎えるトマトの場合、旬を迎える7月と11月を比べると、ビタミンの一種であるカロテンの含有量は、11月には半分にまで減ってしまいます。
また、冬が旬のほうれん草においては、ビタミンC含有量が夏の時期はなんと5倍も少ないのです。
同じほうれん草を食べるとしても、時期によってビタミンCの摂取量が変化するということを知っておきましょう。
旬の野菜は季節外れの野菜と比べて、同じ量を食べたとしても栄養価が倍もしくはそれ以上!これは摂らなきゃもったいないですよね。
旬の野菜は、良質な栄養分を効率的に摂取できるんですよ。
旬の野菜は、その時期に私たちの体に必要な物を与えてくれます。
例えば暑い夏には、涼しくてあっさりとした野菜や、酸味のある果物が旬を迎えます。
夏野菜には、水分やカリウムを豊富に含んでいるものが多く、身体にこもった熱を身体の中からクールダウンしてくれます。
これらの野菜・果物には暑い夏を乗り切るために、体を冷やしてたり、食欲増進したりする効果があります。
一方、寒くなる秋から冬にかけては、体を温めてくれる成分を多く含む野菜が豊富。
気候や季節により身体に必要な栄養素があります。旬のものを旬の時期に食べることで、旬の野菜がその時身体に必要な栄養素を教えてくれるのです。
だからこそ、私たちは全身で美味しいと感じるんですよ
代表的な夏野菜には、キュウリやトマト、ピーマン、ゴーヤ、ナス、トウモロコシ、カボチャなど。
濃い、ハッキリした色の野菜がその特徴といえます。
食欲も落ちるこの季節、カラフルなビタミンカラーは食欲を刺激しますし、含まれている栄養素とその効能は、夏にぴったりと言えます。
どの食材もカリウムが多く、むくみを解消し滞った代謝を促進してくれますよ
せっかく、四季のある日本に住んでいるので、ぜひ旬を思う存分楽しんでみましょう
心にも体にも優しい、味も良くおまけに安価で手に入る旬の食材を食べないのはもったいない
ぜひ、旬を意識して、食材選びをしてみて下さい。