ストレスを感じると、お腹が空いているわけではないのに、ついつい食べ物に手が伸びている、ということはありませんか?
お腹が空いていたわけではないが、スナック菓子や甘いチョコレート、アイスクリームを食べてしまった。食べると心は落ち着くけど、お腹はパンパンで気持ち悪くなる。
そんな経験をされた方もいらっしゃると思います。
お腹は満たされているのに、感情に左右されて食べることを「エモーショナルイーティング (感情的摂食)」と呼びます。
そもそも、エモーショナルイーティングは、なぜ起きるのでしょうか?今回は、その原因とメカニズム、改善するための食事方法についてお話しします。
エモーショナル・イーティングとは、一時的に気分をよくするために食べること。
「お腹が空いた」とカラダが食べ物を欲する人間本来の食欲とは別に、感情の赴くままココロを満たすために食べることで、「ストレス食い」や「衝動食い」「やけ食い」と呼ばれることもあります。
「体が空腹だと告げているから食べる」こととは、まるで違う行為なのです。
感情にも色々ありますが、とりわけ、イライラや気分の落ち込み、不安や不満、孤独、退屈、疲れ、眠気といったネガティブな感情が、エモーショナルイーティングの引き金になりやすいといわれています。
特定のものがどうしても食べたくなるのも、エモーショナルイーティングの特徴。
特に、ファストフードやスナック、スイーツ、インスタント食品など脂質や糖質が多く含まれ高カロリーなものを食べたくなる傾向が指摘されています。また、男性に比べると、女性の方がストレスのはけ口を食べ物に求めやすいことも分かっています。
エモーショナルイーティングの最大の原因は、過剰なストレス。
仕事のプレッシャーや人間関係のトラブルなど、過剰な精神的ストレスを受けると、脳が副腎皮質を刺激し、コルチゾールとよばれる「ストレスホルモン」を分泌させます。
そして、コルチゾールの過剰分泌は脳の満腹中枢を刺激するセロトニンを減少させ、欲求を司るドーパミンを過剰に分泌することで異常な食欲に繋がってしまうのです。
「食欲をコントロールできないのは、意志が弱いせいだ」と自分を責めてしまいがち。
しかし、こうした脳のメカニズムが原因であると分かると、自分を責めることもなく、解決策も見つけやすくなります。
エモーショナルイーティングの悪循環に陥らないためには、エモーショナルイーティングを自覚するのが、何よりも大切です。
そこで、おすすめしたいのが、「マインドフルイーティング」という食事術です。
マインドフルイーティングはその名のごとくマインドフル(今この瞬間に集中する)にイーティング(食事をする)ことを意味します。
具体的には、「何を食べているか」「自分の満腹感はどうか」「味に変化はあるか」といった食事中の出来事に五感で注意を払うことです。
食べることに集中できる環境をつくり、テレビを消し、パソコンやスマートフォンを脇に置き、ながら食べ」をやめましょう。
そして、1口ごとにお箸を置き、五感を総動員させて食べ物を味わいましょう。
そうすることで、腹八分目に気付きやすくなり、食べ過ぎを防ぐことができます。
また、食材選びについては、ネガティブな感情だけに任せると、高脂質・高糖質なものに走りがち。
買い物に行く時には「これは自分の力になるだろうか。食べたらどんな気分になるだろうか」と一つの商品をかごに入れることに集中し、健康にとって、少しでもプラスになると思える材料を意識的に選びましょう。
食べ物とは本来、身体の健康を維持するために食べるものです。
感情を落ち着かせるために食べてしまうと、身体は嫌がっているのに食べることをストップすることが出来なくなり、健康を損う原因に。
マインドフルイーティングで食事に集中するということは、自分に集中することでもあり、その瞬間や人生を楽しむことにつながります。
この食事術を生活習慣に取り入れることで、食とよりよい付き合い方ができるようになるはずです。
ぜひお試しください♪
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