コーヒーといえば、朝の眠気覚ましや仕事で気合いを入れるときに飲む方も多いのではないでしょうか。
最近では、ポリフェノールの高さでも注目されているコーヒーですが、眠気覚ましのもとになっているのが、コーヒーに含まれる「カフェイン」です。
実はカフェインがもたらす覚醒効果は、ジムでのエクササイズにも非常に有効だとご存知ですか?
今日はカフェインと筋トレの関係についてお話しします。
🔸脂肪燃焼効果
カフェインは脂肪燃焼を促す作用もあるのでダイエットにも効果的です。
わたしたちの健康を支える自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、食欲は交感神経でコントロールされています。
コーヒーを飲むことで、交感神経と呼ばれる身体を興奮させる自律神経が活性化されます。
交感神経が活性化するとアドレナリンが分泌され、脂肪がエネルギーとして消費されやすくなります。
また、カフェインには、脂肪細胞の脂肪分解酵素「リパーゼ」の働きを高める効果があります。さらに、血管拡張の効果もあるため、身体の血行が良くなるという効果もあります。
トレーニングにおける脂肪燃焼効果が高まり、より効率的なボディメイクを行うことができるため、ダイエット中の方はカフェインを摂取することがオススメ。
🔸疲労回復、集中力アップ
眠気覚ましになるカフェイン。
筋トレ前にカフェインを摂ることで、トレーニングにしっかり集中でき、疲れを感じにくくなる効果を得ることができます。
また、カフェインは疲労回復の効果もあります。脳が眠気、疲れを感じる部分を阻害し、眠気を取り払ってくれます。
疲れにくく感じるので、いつもよりもさらに負荷の重いトレーニング、回数の多いトレーニングをこなすことができるでしょう。
カフェインは運動「前」に摂りましょう。
筋トレ前にカフェインを摂取することで、より効率的に脂肪を燃焼できます。
筋肉トレーニングの時にいつも使われるエネルギー源体内に蓄えられている糖質を使って運動をします。
しかし、カフェインを摂取することによって、トレーニング中に糖質ではなく脂肪がエネルギー源として利用されやすくなります。
トレーニング30分前を目安にコーヒーを飲むことで筋トレ中にカフェインの効果を実感できるはずです。
ダイエット、ボディメイクのために筋トレをしている方にとっては筋トレ前のカフェイン摂取は重要です。
カフェインは筋トレ前に摂取するとさまざまなメリットがあります。しかし、くれぐれも過剰摂取には注意しましょう。
カフェインを摂取しすぎるとめまい、錯乱、パニックなどを引き起こす可能性があります。
また、カフェインは胃を刺激するため、空腹時にコーヒーを飲むとお腹を壊す可能性もあります。
1日マグカップ3杯までを目安に、摂取しましょう。
ホッと一息つきたいとき以外に、トレーニングにも役立つコーヒー。
ぜひトレーニング前に摂取してみてくださいね☕️