炭水化物には大きく分けると、体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」と、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」があります。
糖質は身体を動かすための重要なエネルギー源というのは以前にもご紹介しました。
糖質は、ご飯、パン、麺類などの穀類に主に含まれていますが、イモ類など野菜にも多く含まれているんです。
主食として、日本人はよくご飯を食べますが、一般的なご飯の一膳は約160gで、そのうち炭水化物は約60g含まれています。
そこに糖質の多い野菜を合わせると糖質を摂りすぎてしまい、カロリーオーバーになってしまう可能性があるので、気をつけたいところです。
そんな今日はお食事に合わせて食べたい、低糖質な野菜を紹介します。
①きゅうり
きゅうりのおよそ95％は水分でできています。
むくみを解消してくれるカリウムや、免疫力を高めたり美肌作りに貢献したりするビタミンC、便秘解消に効果が期待できる食物繊維などが含まれます。
きゅうりは栄養がものすごく豊富ということではありませんが、歯ごたえがよく、咀嚼が必要となるため食事の満足感を高めてくれるはず。
また水分が多いため体温を下げる効果もあり、まさに夏にぴったりな旬の野菜ですよ♪
②トマト
美肌効果の高いトマト。
トマトの赤色は色素成分・カロテノイドのひとつ「リコピン」。
リコピンは抗酸化作用が高く、同じく抗酸化作用を持つビタミンEのなんと100倍以上といわれています。健康や美容の面からも、さまざまな効能が期待されていて、日常的に食べたい野菜のひとつです。
以前にも、トマトについていくつかご紹介しています♪
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③アスパラガス
こちらも今が旬の野菜、アスパラガス。
スパラガスに含まれる代表的な栄養素が、アミノ酸の一種である「アスパラギン酸」。
新陳代謝を促してくれるため、疲労回復やスタミナ増強に効果的です。
また、体内の水分バランスを整える作用があるため、肌の保湿効果やむくみ解消なども期待できます。
④葉物野菜
葉物野菜とは、ホウレンソウやレタス、小松菜、白菜、水菜、チンゲンサイなど緑色の葉っぱ野菜。
全体的に一年を通して安価なため、日頃から取り入れやすい野菜ですよね♪
葉物野菜には、ビタミンK、E、β-カロチン、葉酸など抗酸化作用のあるビタミンがとっても豊富に含まれています。
⑤アブラナ科の野菜
ブロッコリー、カリフラワー、ブロッコリースプラウト、大根、ケールを代表するアブラナ科の野菜もとても低糖質です。
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、その中でも美肌効果のあるビタミンCの含有量は野菜の中ではトップクラス！
また、アブラナ科の野菜にだけ含まれているイソチオシアネートはがん予防に効果が期待できるとも言われています。
バランスよく野菜を食べよう！
今日は、食事の際に安心してたっぷり食べられる野菜についてご紹介しました。
野菜に含まれる食物繊維には、食後の血糖値や血液中のコレステロール値の上昇を抑えるはたらきや、腸を刺激して排便を促すはたらきを持っています。
日常の食卓にいろんな野菜を加えることで、さまざまな栄養を摂取できるだけでなく、食事の満足感も増し、ダイエットをスムーズに進めてくれますよ♪
しっかり食べて健康的に美しくなりましょう♪
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